TOP > ギジロク!働き方改革会議
2020年3月実施
働き方改革とよくいいますが、中小建築業はいまだ実施できていない企業が多いのが実情。
労働時間を短縮し、なおかつ今までの給与水準をキープすることは、企業にとって容易なことではありません。
この難解な課題に挑戦するためには、社員一丸となりまず業務効率化に取り組むことが必要です。
チャレンジのファーストステップとして開催した会議の議事録を一部公開いたします。
2024年4月から「時間外労働の上限規制」が開始。月の時間外労働の上限は45時間(残業+所定休日労働)までに抑えなければ、法律で罰せられます。会社と社員を守るためにも長時間労働の是正が必要です。
この問題に社内一丸となって取り組むファーストステップとして「働き方改革会議」を実施。内容を一部公開いたします。
工事主任 イッペイさん
施工管理アプリを駆使し、効率化を図る工事主任イッペイさん。
建築業界一筋20年以上。ベテランの取り組みを若手社員にも共有するために発表いただきました。
現場4:事務6。週に2回、事務所での集中日を作る。
工程・仕様・材の手配状況、図面の見落とし、収支等の再確認。集中する事により単純ミスを減少し無駄な動きを無くす。事前準備がうまく行けば現場はスムーズに動く。
社外アドバイザー 二子さん
主任(現場監督)は自分が舵取りを行う立場。工事がスムーズに進行するかどうかは主任にかかっています。自分の現場が一丸となり、工事が成功したときの快感は素晴らしいものです。仕事は是非楽しんで取り組んでください。
そして、どんどん挑戦していってください。失敗しても社長が責任とってくれるので(笑)
もし失敗したら次同じ繰り返しはないよう、一度立ち止まって原因を探ることも重要。
工期短縮が実現すれば売上アップだけでなく、労働時間の短縮にも繋がります。
そのためには作業の効率化が重要なポイント。今ある非効率な業務を洗い出し、改善案を練る必要があります。10%工期短縮を目標とし、社員みんなで取り組みませんか?
5名×4チームに分かれて議題について90分ディスカッション。まとめた内容を代表者に発表いただきました。
・職方さんに渡す図面
・報告書作成
・見積もり
・工程の更新
・移動時間
・電話対応
人材育成にも力を入れていく必要。
工数削減を目指すことで、逆にトラブルが増えないよう人材教育もしっかりやっていく。
コミュニケーションをとっていきましょう。まずは社員や職方さんの性格を知ること。
それぞれがどんな得意分野があるのかを知る。
パソコン処理の得意な人、交渉能力が高い人、個々の性格・得意分野を活かして仕事を分業。結果、時短・クレーム減に繋がる。
社長賞を会議後の新年会で発表!
問題→解決策の具体的さと限られたディスカッション時間の中で
手書きフリップまで用意するアイデアが評価されDチームが表彰!
通販で人気のGゼロクッションを贈呈!
今後も業務効率化&働き方改革に社員一丸となって取り組む所存です。